注文していない商品が届いたらどうする?というネットニュース記事があった。送り付け商法というらしい。
去年夏、注文した覚えのないレターパックが届いた。
開けてみると、ダイエットコーヒーの初回注文ということで、初回500円分のコーヒーと請求書が入っていた。
いわゆるサブスクで、今後毎月届く旨が書いてあった。
無視していたら、代金回収会社から請求書が
当時の家族は、介護している高齢の母のみで、私以外に注文する人は居ない。
気味が悪かったが、こちらに非は無いので、ほったらかしにすることにした。
だいたい私がダイエットコーヒーなんて頼むわけがない。どちらかというと太りたい方なのだ。
すると、次の月に2回目のダイエットコーヒーが届き、4000円近くの請求書が同封されていた。
ちょうど母が1週間の入院をするところだったので、バタバタしており、それも放置した。
しばらくして、コーヒー会社とは別の代金回収会社から、1回目と2回目の請求書はがきが届いた。
ネット検索でコーヒー会社の名前をリサーチすると、初回注文した人で、途中でサブスクをやめたいと会社に連絡しようとしても、電話が通じないので、退会できないとの苦情で溢れていた。
「やはり問題のある会社なんだな」と確信をしたが、私は初回注文もしていない。
ネットで買い物はするので、何かから住所と名前が漏れたのかもしれない。
この時点で、消費者センターに電話をかけた。
注文していない商品は勝手に処分してもいい
掲載された記事によると、注文していない商品は開封しても、勝手に処分してもいいそうだ。
結論から言うと、受け取った側が、荷物を開封しても、処分しても、代金を支払う必要はありません。
ここで注意したい点は、代金の支払いをしないのだから送り返そうと、請求書にあった会社などに連絡を取ってしまうことです。
電話などをかけてしまうと、言葉巧みに支払いをさせようと丸め込まれたり、恫喝され、怖くなり支払ってしまう可能性があります。
1度支払ってしまうと、だましやすい人のリストに載り、繰り返し悪徳商法のターゲットになる可能性があります。
- 書が入っていても無視して、
- 電話がかかってきても知らない番号には出ない、
- 留守番電話が入っていても折り返しをしないこと
を徹底するようにしましょう。
もし、代金を払ってしまった後でも、返還を求めることができます。
返還についてどうしたら良いかは、お住まいの地域の消費生活センターに相談しましょう。
消費生活センターの電話番号が分からない場合は、消費者ホットライン188番を利用して、住んでいる市区町村の消費者生活センターや消費生活相談窓口につないでもらいましょう。
マネーの達人
私は当時、荷物を勝手に処分していいとは知らなかったし、代金を払うつもりは無かったが、請求会社から頻繁に請求が来たりすると厄介なので、消費者センターを思いついたのだ。
消費者センター係員は相手会社に電話を掛けろと言った
この記事では、お金を払ってしまった場合、消費者センターに相談を、とのことだが、私の場合はお金は支払っておらず、対処の仕方を教えて欲しかっただけ。
すると、電話口に出た女性の係員はこう言ったのである。
「相手の会社に電話してみてください」
「えっ!ネットの口コミでは、この会社に電話しても通じないとみんなが言ってるんですよ」
「それはネット上だけの情報ですよね。もしかしたら家族が購入されたのかも知れないですよ。掛けてみてはどうですか?」
「うちは高齢の母だけなので、ありえません」(なんか胸がもやもや・・)
こんな会社に電話をするのは絶対嫌である。
が、係員は別居の家族はどうなのかとか、掛けないと事情がわからないなどと、まるで私に非があるかのように、ややヒステリック気味に言うのだ。
これでも消費センターの係員なのか・・話にならないので、途中で電話を切った。
さてどうしよう・・と、封書の宛先を睨んでいたら、住所の末尾の番号が1つ間違っていた。
そこで、2回分の荷物と代金回収会社の請求書を郵便局へ持っていった。
「この住所には、この人物は住んでいません、と言って返してください」と、とんでもない悪質商法だということも窓口に告げた。
あくる日に配達員の方が来てくれて、間違ってる番地は存在しない、なのでうちに入れたとのこと。
「これ悪質商法ですからね。これから番地が間違ってたら、この番地にこの人はいません、と言って返却してください」
「どの郵便に対しても、その対処になりますがいいですか?」
もしかして親戚などが、番地を間違ってしまうことがあるかもしれないが、そういう場合は連絡がつくし。
ネット通販では、私が番地を登録しているから、間違うわけがない。
と、いう顛末で終わった。
さて、前述の引用記事の重要な部分、
「ここで注意したい点は、代金の支払いをしないのだから送り返そうと、請求書にあった会社などに連絡を取ってしまうことです。
電話などをかけてしまうと、言葉巧みに支払いをさせようと丸め込まれたり、恫喝され、怖くなり支払ってしまう可能性があります。」
これこれ、消費者センターの係員の方、どういう対応してくれたわけ?
嫌がってる消費者に、無理やり電話掛けさそうとするなんて、言語道断じゃないの?
私はこの件で、周りに「消費者センターは話にならん」とね、えぇ、言いふらしましたよ!弱者を救う気持ち無いからね!
だいたい送りつけられても無視、勝手に処分でもいいわけで、これが令和3年に決まってるのに、あまりに知識が無さすぎる。(事件が起きたのは、去年令和5年なのだ)
係員の名前を聞いておけばよかった。こんな人に当たったら、後期高齢者なら大変なことになったかもしれないわ。
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