猫の「耳ダニ」は頭悩ます厄介者だった。
耳ダニが付くと、もの凄く痒いらしく、後ろ足で思いっきり耳の後ろから掻き始める。
それで、血が吹き出したり、皮膚が裂けてハゲになったり。
傷が治り始めると痒いらしくて、何度も同じ場所を掻くので、何度も血だらけになり、1ヶ月以上エリザベスカラーを外せない時がある。
以前に酷く臆病な女の子、ココという猫が居て、この状態になった時は大変だった。
私と目が合うだけで、怯えた表情になり、ピュッと走り去っていくほど、怖がりで警戒心が強いので、エリザベスカラーもどうやって付けようか、悩んだ。
そこで、大好きな煮干しでゲージにおびき寄せ、入った途端ドアを閉め、閉じ込めてから、両手を突っ込んで、エリザベスカラー(クリアファイルで手作り)をやっとの事で付けた。
うちで生まれ育ったくせに、何をそれだけ怖がるのかなぁ?
臆病な子は手入れや手当をするのに一苦労する。母猫は小柄だが、心臓が強いし、気も強いのだけど。
ここ十年ほど、常に10数匹と暮らしているが、みんな性格が違うし行動も違う。人間と同じだね。
獣医で処方される耳ダニ薬は危険!
猫の病気について、無知だった頃は、耳を激しく掻いたり、そのせいで怪我すると、やはり獣医へ行っていた。
処方されるのは、耳の点下薬。これをなんの疑いもなく耳に垂らしていたが・・ダニを殺すというのは、殺虫剤。
殺虫剤とは、虫の神経を麻痺させて退治するものだそうで、これを耳の粘膜に使えば、粘膜を通じて、猫の神経もやられるということなんだ・・怖いね!
ノミの点下薬も今では、常識的に使われてるけど、まだ皮膚下の皮膚点滴ができる箇所なので、粘膜よりは大事がないらしい。
殺虫剤はアレルギーを起こすことでも知られている。良かれと思って使うと、余計な病気を招いたり、命取りになる場合もある。
そこで、耳ダニを安全に退治するのは、「ひば油」か「ドクダミ水」をおすすめしたい。
青森ひば油は猫の耳ダニにも、怪我にも
天然のひば油で、簡単に安全に、耳ダニを退治できる。
ひばの木は殺菌作用があり、昔の日本家屋に病気の感染予防を込めて使われている。
昔の日本人は自然の中から、体を守る素材を選んで、上手に加工したり、応用しており、その知恵は無限大で、ひば油もその一つ。
耳が臭う子やちょこっとでも掻いてる子を、これで拭くと、ヤニのようなものが取れる。
我が家では定期的に使いだしてから、酷く掻く子が居なくなったので、耳ダニ予防にもなっている。
目ヤニにもいい。ヒバ油は自然の木材の芳香で、日本のアロマオイルなのだ。猫も嫌がらず、気持ちよさそうにしている。
怪我にもいいので、血を流してる子に綿で湿布してやると、すぐに血も止まり、怪我の治りも早い。天然のもので副作用なし、安心安全!
ちなみに人間にももちろん使える。猫に引っかかれた傷などに使っているが、傷跡の治りが早い。これで、市販のケミカルの危険な消毒薬は必要ない。
使用方法は、水100mlに2~3滴垂らすだけ。手間暇要らず(^^)。これを綿ガーゼに浸して、定期的に耳を拭いてやるといい。
冷たいので多少はびっくりする子も居るけど、総じて静かにしている。猫は自然の香りは嫌がらない。
ドクダミチンキも効果あり
庭には春から、一面にドクダミ草が生えるので、毎年白い花の咲く6月(一番薬効が高い時期)に収穫して、ドクダミチンキを作っている。
これは、シミ取りに効果のある「化粧水」や、虫刺されの痒みを即効で取る「痒み止め薬」に使っているが、猫の耳ダニにも使える。
ドクダミは何せ、その名の通りに「毒出し」なので、ダニ退治も出来るし、痒みを取ることも出来る。
猫が耳を掻いているのを見つけたら、ドクダミチンキで拭いてやると、ヒバ油同様に気持ちよさそうにする。何回か拭いてやると、痒みが止まるようだ。
ドクダミエキスは、猫の蚤や蚊に刺された痒みを即効で取ります↓
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