いつでも無農薬が手に入る環境に居る人は、きっと少ない。
我が家では、週1回の宅配を頼んだ時もあったが、品切れもよくあり、葉物はシワシワになって届いたりするので、今は辞めている。
で、最近はスーパーで、普通に買ってる。
ただし、必ず季節のもの、なるべく地産のものを選んでいる。
野菜は地元産、旬のものを選ぶ
旬の野菜は、季節ごとの体調を整えてくれる。
夏はキュウリ、トマトなど身体を冷やす作用のもの、冬は白菜、ブロッコリーなど身体を温める作用のあるものが、大地で育っていく。
人間の体と土地と四季などの自然と一体となっている。不思議なことに・・
マクロビオティックで使われる「身土不二」(しんどふじ)」とは、「身と土、二つにあらず」という意味。人間の体と人間が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にあるということで、仏教用語だそう。
暑い地域で取れる作物を、寒い地域で食べると、体を壊してしまう。
どうしても遠方の野菜しかない時は、北海道のものなら冬に。沖縄のものは夏に、としているけど、県内のものを優先的に選んでから、メニューを考えている。
農家さんに聞くと、旬の野菜は勢いが良くて、農薬もそれほど使用しなくてもいいそう。
また、香りの強い野菜、ネギやパセリ、ニンニクなどは、虫を引き寄せないので、大半が無農薬。我が家はプランターで育てているが、根っこを植え付けたら、勝手に育ってくれる。
下処理はカンタン!皮もむかない
農薬などを落とすやり方は簡単で、
野菜や魚を水できれいに洗った後、荒塩1~3%の割合の水に浸けるだけ。
野菜は1分程度、鶏肉や魚は10~20分。
農薬は水に溶ける性質があるので、水洗いをきちんとすればかなり落ちるようだ。でも最近は、農薬以外の毒や放射性物質もあるので、このひと手間を。
春野菜はアクの強いものが多いので、この塩洗いをするといいそう。
我が家は、ニンジンや大根、じゃがいもなど、皮はむかない(皮は栄養素が高いので)から、塩水に漬けながら、スポンジでこすっている。皮をむく手間の方が面倒なので、この方が楽ちん。
塩は、毒出しや抗菌作用や細胞活性作用がある。塩漬けで保存食を作れるのも、塩水につけると、りんごの切り口が変色しないのも、この作用があるから。
農薬は、神経を麻痺させる麻薬の一種だが、アクは栄養素らしいので、アク抜きに神経質にならなくてもいいと思うが、強いものは、抜いたほうがいいとのこと。
知人の庭師さんは、植物の声が聞こえる人で、植木をパッチンパッチン切っていたら、樹木が「痛い、痛い」と言うのだそう。
植物だから、摘まれて食べられても何も感じないだろう・・というのは間違い、動かないだけで生きているのだ。なので、根本から切り離されたら、細胞は死んでいく。
このためにも、輸送に時間のかからない地元のものがいい。
野菜の命を頂くことは、野菜を作った人にも地球にも、感謝、感謝。
猫用の鶏肉や魚も塩水浸けで新鮮に
我が家では、猫達に鶏むね肉と青魚を与えている。
ちゃんと水洗いしてから、塩水浸けをしていて、大量に買ったときは、塩水を落とさずに冷凍する。
鮮度が落ちて、細胞が死んだものが塩水で抜ける。
ホルモン注射や抗生剤の害までは、落ちるのかわからないけど、放射能治療に「天然塩や味噌」が有効だと証明されているので、化学物質もある程度は、緩和してくれるかも。
塩水浸けしたあと、ゴロゴロした大きさに切り、沸騰しているお湯に入れて、すぐに火を切る。こうすると、中は半生状態で、グタグタ煮るよりは栄養価が高くなる。(ただし真夏は中まで火を通す)
塩は、安めの荒塩で十分。うちは赤穂の塩を使っている。荒塩が無い時は、重曹でも代用できます。
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