我が家は古い日本家屋で、昼間でも家の中は暗い。
なので、朝方の6時はまだ闇の中だ。布団を剥ぐと、しんしんと冷気がまとわりつく。
またまた厳しい寒さがぶり返している、、なのに足首が酷く痒いのは、猫ノミのせいだろう。
虫刺されの痒みに即効!ドクダミエキス
腿(もも)の辺りも非常に痒い。
猫が潜ってくる寝床の中と、コタツの中で、ちょっと暖かかった半月ほど前から生存しているらしく、1日に2~3か所が咬まれ始めた。
1か所がとにかく痒くて堪らないので、台所にドクダミエキスを取りに行く。
これは毎年、庭に生えるドクダミの葉や花を天日干ししてから、リカーに漬けたもの。1か月もすれば、ドクダミエキスが出来る。
このドクダミエキスが虫刺されの痒みにすっと効く。
すぐに痒みが取れるので、昨年あんなに毎日ノミに喰われても、耐えていけたのは、これがあったおかげ。
もちろん、蚊の多い我が家の夏にも欠かせない。
化粧水にも使える・シミ消しになるとか。
楽天でも購入できます↓
猫ノミとの壮絶な格闘の日々
昨年一昨年と2年続けて、6月に猫蚤が大量発生して、退治するのに苦労した。
寝る部屋にも台所にもトイレにも、移動する度にピョンピョン飛びついてきて、噛みつかれ、足の皮膚は数十箇所(いや、百は越えたかも)、点々とシミだらけの悲惨な状態となった。
一昨年は、危険性の高い薬剤は嫌だと、ガーリックオイル(ニンニクをスライスしてオリーブオイルに浸し、そのオイルを1~2滴ご飯に混ぜるというアロマ的蚤退治法)を飲ませていたら、見事に失敗!
それでも、ノミ取り櫛で猫1匹1匹を梳いて、毎日数十匹退治し、ペパーミントが効くとネット情報で見て、生葉を床などに撒いたが、増えるスピードが早くて追いつかない。
結局は、「stronghold(ストロングホールド)」という、副作用のない、安全な蚤ダニ薬を猫たちに添付して、それからもしばらくは格闘が続いた後、ようやく秋に終焉を迎えた。
去年も、その薬を準備しようとした矢先に大量発生してしまった。海外通販でしか買えないので、届くのにも時間が掛かる。
母の介護中だったので、うっかり忘れていた。幸い、母のベッドには移らなかったので助かった。
猫蚤は蚊の痒さとは違って、痒みがぶり返すので辛いのだ。
で、去年はすぐ届くアマゾンで、フロントラインのジェネリック医薬品を見つけて買った。
時すでに遅しで、寝床についた蚤は図太くしつこく、毎日掃除機やコロコロで掃除して、うだる暑さの中で布団乾燥機のダニ退治セットを掛けたが、一時的に減る程度。
天然素材系のダニスプレーをスーパーで見つけて、撒いたら、まぁまぁ効いたが・・
しかしまた朝方に増えるので、痒くて目が覚めたら、コロコロを転がして、スプレーを撒いた。
布団の下に敷くダニ除けシートも敷いたが、効くのは2~3日程度。
それでも一時的にでも咬まれなくなってほしいと、スプレーは10本以上、シートは3回分消費した。
これがやはり涼しくなった秋まで続いた格闘だった。
気温が下がると、蚤はやはり猫の暖かな体温の中でしか生きられないのだ。
スプレー瓶をゴミ袋に入れながら、「ハハハッ、ざまあみろ!」と長く続いた戦いを鑑みながら、これからの安眠を嬉しく思う私。
・・なのになのに、こんなに厳しい寒さの中で、痒さ地獄を再び味あわねばならないのだ?
部屋にはエアコンも石油ストーブも無く、パネルヒーターとコタツだけ。
おまけに、外猫が出入りできるように、縁側に続くガラス障子と、縁側のサッシも少し開けているので、遠慮なく隙間風が入ってくる。
なので、部屋全体は暖かくは無い。いやいや、エアコンのあった部屋でも冬には発生しなかったよね?
これは、去年産まれた子猫5匹達のせいなのか・・それでも他の猫と合わせて10匹、外猫が2匹。
一番多いときは16匹も居たからなぁ。
猫たちをよく観察してみると、後ろ足で激しくカキカキしてる子が数匹居る。やはり蚤が増えてるんだ。
まぁいいや、これも何かの知らせだろう。今のうちに手を打っておけば、夏中悩まされることも無い。
で、注文しました↓
フロントラインの半額近くて、助かるわ。
フロントラインは、危険と言う説もあるけれど、今までの猫には何の支障も無かったし、今は病気の子や高齢すぎる子も居ない。
逆に蚤が増えすぎると、猫の健康も損なわれる。
痛しかゆしと言ったところ・・
ちなみにストロングホールドの成分は、コロナ禍で有名になった「イベルメクチン」から作られるらしい。これは日本の土壌の放線菌から、ノーベル賞の大村博士の偉大なる発見。
なのに、日本では「イベルメクチン」もストロングホールドも売られていない。認可されていないのだそう。
海外では家畜の感染病対策、健康維持にもう40年も使用されていて、安全度は保証されている。海外通販はOKなのだから、国内でも早く手に入るようになってほしいものだ。
添付した翌日から痒みから解放される
さてさて、「ベットワン・キャットプロテクト」をアマゾンで注文すると、翌日到着。
その夜にさっそく一匹ずつ、間違えないよう名前を紙にメモしながら、添付した(なにせ、数多いからね)
すると、翌日には何の痒みも無く、目が覚めた。前の日に噛まれた部分がやや痒いだけ。
それも徐々に収まり、次の日からは全く噛まれなくなった。
猫たちも後ろ足での激しいカキカキがなくなった。
痒みがないということは天国だわ。猫たちもそう思ってるだろうか?
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