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なぜ<塩と水>だけであらゆる病気が癒え、若返るのか!?

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食養生

塩と水が動物の体にとって、非常に重要なものであることが、あまり知られていない。

それどころか、世の中は「減塩、減塩」の風潮であり、水道が塩素で危険な状態になっていることも知らされていない。

ユージェル・アイデミール氏はドイツの大学で社会学を学んだ、トルコのライターで、この本は2007年に発売され、トルコでベストセラーになり、日本では2017年に出版されている。内海医師が推薦しているので、読んでみることに。

これまで読んだ「塩」に関する本は、古い文献が多かったが、この本は現代社会の問題点が、鋭く指摘されていて興味深かった。

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私達はニセの水分を摂っている

著者は「我々は水以外の飲料、コーラなど甘味飲料やコーヒーなどの加工飲料を飲んで、水分を摂取した気になっている」と言う。

これらの飲料は、砂糖やカフェインの摂り過ぎになるだけでなく、身体の決定的な水分不足を起こすそうだ。

甘い加工飲料を飲むと、喉の渇きがよりいっそう増したことに気づきます。これらの飲み物は腎臓の尿生成を活発化し、体内にあった水をも外に出してしまいます。

これこそ糖類(特に人工甘味料)の入った加工飲料を飲んだあとに、いっそう喉が渇く理由です。

飲んでも渇きが解消されないこれらの飲料は、「もっと飲みたい」という欲求を起こさせ、私たちの体内の水を奪い、エネルギー不足を加速させる悪いサイクルをもたらします。

なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ?

身体が水分不足になって乾くことで、あらゆる病気を招く、という。それに加え、砂糖、カフェインが身体を壊していく。

日本政府も「減塩」だけは声高に言うが、砂糖の害についてはあまり言わない。それどころか近年の、恐ろしいほどスイーツブームで、甘いものへの嫌悪感がない。

砂糖の化学式は麻薬と同じ。口に入れると、幸福感を感じ、一方の禁断症状では空腹感やいらつき、眩暈や頭痛のように、強い苦痛を感じることが知られている。

まさしく麻薬なのに、野放し状態・・

砂糖は炭素(これはある猛毒性のガスの主成分の一つである)と酸素と水素(どちらもDHMOの主成分である)から構成される化学物質である。

その化学式は(C6H12O5)M2。重量に対して異常にカロリーが高く、口内疾病や生活習慣病(糖尿病など。また心臓病の遠因にもなる)などの疾病を誘発させる、危険な化合物であると目されている。

しかし、その恐ろしいリスクをおしてなお一般に蔓延している点から、覚醒剤やヘロイン・コカイン以上に依存性のある(これらも十二分に危険な猛毒だが)非常に危険な化学薬品の一種なのである。

砂糖の正体

江戸時代に一時的に、砂糖ブームが起こり、病気が増えたことで、当時、信頼されていた医者が警告文を発行する、という事態が起こっている。

歴史が書き換えられているという江戸時代は、実は現代よりも、安全な時代であったみたいだ。

また、アイデミール氏は、高血圧も水と塩が解決するという。

私たちが犯している大きな過ちが、水を飲むだけで、痛みを和らげることができるのにもかかわらず、医者に通うことです。医者に行った瞬間から、私たちは患者というカテゴリーに分けられ薬を与えられます。

実際には体の乾燥を知らせようとしているこれらのサインは、医学界や製薬業界にとっては願ってもない増益のチャンスだからです。

簡単な例を挙げましょう。高血圧の原因は体が長期間にわたり、水不足の状態にさせられていることにあります。

 これに対して計画的な水補給がされれば、高血圧は解決されます。

そして、体内の水のバランスを保つために、1日に約2~5gの、精製されてない天然塩を摂取すれば良いのです。まったく単純明快な解決方法です。

なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ?

1日の食事で摂る塩分以外に、2~5g摂取するということで、1日の塩分量ではないので、ご注意。これまで読んだ食養生の本では、1日の塩分量(天然塩)は20~25gが望ましいとあった。

「痛み」とは、体が乾燥しているサイン!

体内乾燥のメカニズムーー「がん」と呼ばれる突然変異も体内の水不足から!

 痛みは体内の乾燥を訴える警告で、脳に対して対策を練ることを要求します。すると脳は水不足に苦しむ臓器の働きを抑えながら、エネルギー需要を減らすことで、個体からのエネルギー生産を阻止しようとするのです。

水不足がもたらす精神的な影響ーーイライラは恒常的な乾燥のサイン

 体内が知らぬ間に乾燥に侵されると、大抵の場合、ストレスを感じ攻撃的になります。水不足は生命を脅かす危険であるため、生物はストレスを感じるのです。

なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ?

痛みも精神病も、水不足が原因ということもあるという。そうすると、痛みが出るとき、ストレスを受けたときは真っ先に水を飲めばいいかもしれない。

アイデミール氏が勧める塩水療法

成人は1日約2~3リットルの塩水を、起床後、食前30分前、食事中、就寝前に分けて飲むのが理想的です。

 その際の塩分濃度は0.1%(1リットルのお水につき塩1グラム)です。

 1日の飲むタイミングの目安は*表にまとめることができます。起床時と就寝前、各食前30分前と食事中に塩水を飲むことをお勧めしますが、食事の内容、回数、ライフスタイルがことなりますので、こちらはあくまでも目安として考えてください。ご自分の体質と体調に合った塩水の摂取をすることが大切です。

飲み方例:

起床時  朝食時 昼食30分前/昼食時 夕食30分前/夕食時 就寝前

コップ2杯  コップ1杯  コップ1杯/コップ1杯  コップ1杯/コップ1杯  コップ1杯

※コップ1杯は約300cc

 心臓疾患、高血圧、腎臓疾患、65歳以上の方は、上記の分量に入る前に塩分濃度は1リットルの水につき、塩は1/4グラムでかまいません。少しずつ慣らして、1週間後を目安に1グラムまで増やしてください。(中略)

ただし、腎障害、心臓疾患、血液循環に問題を抱えていらっしゃる方は、長期間にわたって水を飲んでいなかった状態で1日2~3リットルをいきなり飲み始めると問題が起きる可能性があります。

そのため、1週間かけて、ゆっくりと量を増やしていくことが効果的でしょう。体が新しい変化に慣れるための期間を設けてあげることが大切です。

なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ?

2~3リットルも飲むの?と驚いたが、これはあくまで目安。味噌汁やご飯を食べてる日本人は半分くらいで良さそうだ。

我が家は、まずは水道に百均の浄水器を付けて、炭や麦飯石を入れて浄化した水を、お茶の合間に飲んでいる。もちろん猫たちの飲み水も同様。

この飲み水に、人間の体内塩分量の9%を入れたら、これは辛くて飲み辛い。1%なら味も気にならず、飲みやすい。

猫たちには鶏がらスープに、天然塩を少し味のする程度に入れて、定期的に飲ませている。弱ってる子や老齢猫には「ぬちまーす水」を与えている。

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