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自然療法に向き合うまでの病いといきさつ①

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食養生
18年間そばにいてくれた愛猫ちこ

50代半ばに、これでもか、と言わんばかりに、不幸やトラブルが次々と押し寄せてきて、自分なりに歯を食いしばって頑張ったのだが、ある朝、ベッドから起き上がれなくなった。

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突発性めまい症で1ヶ月寝込む

起き上がろうとすると、天井や壁がグルグル回って、荒波を漂う小舟に乗っているように、足元が定まらない。トイレに行こうと、廊下へ出ると、壁にぶつかる、転けそうになって、ドアにぶつかる・・

また、酷い吐き気で、ゲボゲボと胸が波打つ。船酔い状態・・

ちょうど、ある有名女子スポーツ選手が病気で試合欠場したのを、テレビで医者が解説していた。「突発性眩暈症(とっぱつせいめまいしょう)」と言う病気で、私の症状とぴたり当てはまった。

最後に医者は、

「この病気に薬はありません」と言った。なんだ、無いのか・・では病院に行くのはよそう。何よりも服を着て外に出るのが、面倒だし。

後から知人が、この病気で救急車で運ばれたと聞いた。治療法はあったのだろうか?

なら私も医者に行けば良かった、と思ったが、知恵のついた今は行かなくて正解だったんだ。どうせ、点滴と副作用の強い抗生剤投与くらいの治療だろう。

1ヶ月寝ついたが、何もしなくても完治した。

その後に友人たちが「めまいのために常備しているという漢方薬」を教えてもらった。39番と言えば、薬局で買えるそう。

(現在は、軽いめまいはホメオパシーで対処している)

自律神経失調症で3ヶ月寝込む

その2年後に、また起き上がれなくなった。

人の裏切りで借金を抱え、必死で返済する日々、、そんな中で、保護した2匹の母猫が子猫を計10匹ほど生んでいた。が、猫の伝染病パルポが拡がり、次々と命が奪われてしまったのだ。阿鼻叫喚の世界・・

子猫たちを埋葬して、一度収まった頃、朝、目覚めても起きていられない。

ただ延々と眠くて、寝ても寝ても、まだ眠くて眠り続ける。起きていられない・・しかし、この頃には生活はジリ貧状態で、仕事をしないわけにはいかない。1ヶ月ほどその状態が続くなか、医者に行くことにした。

診察

若くて爽やかな青年医師は、丁寧に病状を聞いてくれて、食生活も聞かれ、タンパク質が足りないから肉をもっと食べるようにと言う。私は肉は食べない。(食養生している今も食べていない。)

「卵は1日3個でもいいですよ」とも言う。(今も3個も食べない。)

自分の症状が甲状腺異常ではないか、と医者に伝えた。以前に整体師にその兆候があると言われていたのを思い出し、調べると症状が似ていたのだ。

「そうですね、その疑いは濃厚にあります。ふむふむ、甲状腺、そうかも知れませんね」

1週間後に血液検査の結果が出た。医者はまず、少々肝臓の値は低いけど危険数値では無い、と微笑みながら報告。(毎晩の晩酌をしていると伝えていたから・・眠いだけで、どこも痛くは無かったし、と言い訳~)

それから一つ一つの数値を説明してくれるが、全てセーフ!甲状腺に至っては、全く普通レベル・・

「えっ!では、私はどこが悪いんですか?このダルさと眠気は??」

「う~む・・・自律神経失調でしょう」と大層、自信のない声で、目を伏せながら医者は答える。自律神経失調症!それは以前に患ったことがあると、その医者に申告した病気である。

後で聞いたことだが、原因不明の病気を、医者は「自律神経失調症」で片付けるらしい。

漢方薬を2種類処方され、2週間服用したが全く聞かなかった。1ヶ月続けても、起き上がる気力はさっぱり出ない。諦めて、眠り続けることにした。その後2ヶ月間も!

タンパク質も多めに摂ったが、効果なし。(実はタンパク質は多めに摂ってはいけない、と今はわかるんだ)

しかし、この病院の漢方薬処方はまだ良かった。以前に自律神経を患ったときの病院は、西洋薬がキツくて、体がおかしくなったので、1回で辞めた。何を飲ませたのだろうか?

衰えすぎる体力

3ヶ月は長かった。このお陰で、急速に体の軸が弱くなり、歩いててもフラフラして、皮膚が皺々してきて、白髪は増え、我ながら老化している!と感じた。

まるで体の中に重い鉛の玉が入っているかのようで、何せ、

*外を歩いていると、モタモタ歩きしか出来ず、80代のおばあさんにも追い抜かされる。

*徒歩十五分ほどのスーパーで買い物したら、帰りはヘタヘタで、公園でしばらく休まないと帰れない。

*電車に乗って出かけることもためらわれる。

という、50代なのに90代並みの体力・・(80のおばあさんに負けるのだから)

薬局に行ったときに、「疲労の原因は内臓が弱っている」という、栄養ドリンクのポスターを見て、そのドリンクを飲んでみたが、効果なし。

市販の漢方薬もサプリも効かないし、検査の数値はどこも問題なし、自分の体が一体どうなっているのかわからなかった。

それが、突然の愛猫のちこの死によって、解明されていくことになる。(続く)

次回はこちら↓

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