猫のさくらが、足を引きずっている。
先日は後ろ足を引きずっていたが、それほどの怪我では無さそうで、自然に治るだろうと思っていたら、今度は右前足で、かなり痛そうだ。
後ろ足は治ったようで、もしかしたら後ろ足をかばっていたから、グギっとなったのかも・・
小麦粉パックも効くけど、今回はアロエで
点検したら、傷は無く、かなり腫れている。やはり捻挫のよう。
捻挫なら、医者に行っても仕方ないので、民間療法で治すことにする。
私が捻挫した時は、小麦粉パックを使用したら、痛みはすぐに治まった。
材料は、小麦粉に梅酢を混ぜただけ。マヨネーズ状になれば、ガーゼに塗って貼るだけ。その上から包帯でクルクル。
このパックは、打ち身などにも効く。痛みを取る成分があるそうだ。
息子が赤ちゃんの時に、夜中に肩が外れて、わんわん泣くので、実家に電話して相談したら、父母に「小麦粉パックを貼りなさい」と助言された。
ただ水で溶くだけでもいいとのこと。この時は梅酢など家には無かったので。
父母は昭和一桁世代で、昔は皆、こうして治したという。
息子の外れた肩に貼ってやると、泣くのが収まり、そのうちに肩もハマって、すやすやと眠ることが出来た。
病院も薬局も閉まっていた時間帯だったから、助かった。
本当に、家にある普通のもので手当てできるんだ・・と、この時は感心したが、時代の変化に飲まれて、忘れてしまい、便利で手軽な薬局の湿布を使っていた。
数年前に自然療法を学び始めてから、小麦粉パックを知り、そういえば・・と息子の一件を思い出した。
小麦粉だけでも効果はあるが、梅や梅酢に炎症を納める成分が含まれているらしい。梅酢が無ければ、梅干しを伸ばしてもいい。
それで作ろうとしたけれど、さくらの毛に、もしも小麦粉のポロポロとした塊がこびりついたら、剝がすときに痛がるだろうな、と思い、膿出しに使ったアロエを使うことにした。
アロエは火傷の炎症をも抑えるので、捻挫の炎症にも効きそうだ。
あまり効果が無かったとしても、自然の植物なので、副作用の心配は無い。
アロエを半分に開いて、さくらの足に貼り、包帯でクルクル巻いた。途中、痛いのだろうね、2回ほど甘噛みだけど、手を咬んできた。
ホメオパシー治療は捻挫のNo.1レメディ「ラストックス」
ホメオパシー治療とは約200年前に、ドイツの医師サミュエル・ハーネマンが開祖した、同種の法則に基づいた自然療法。
ここでは詳細は避けますが、簡単に言うと、植物や鉱物、動物などすりつぶし、希釈・振盪させて作られたもので、ごく小さな砂糖玉に仕上がっている。
症状に応じて、これを飲むことで、自然治癒力が上がり、治療が促進するという療法。
2022年秋、母が脳梗塞で倒れてから、家庭用の42種キットを購入し、何冊かの書物で独学で学んでいった。
入院した当時はコロナ禍で、見舞いも行けなかった。
左半身が麻痺しているので、車椅子に乗れるようにリハビリするとのことだが、誤飲するので、経鼻チューブを付けられて、食事は出来ていない。
1か月で転院するまで、2~3回「危険です」という医者の電話があった。
その間、何も出来ない情けなさでモヤモヤして、治療法を色々調べ始めたのだ。
ホメオパシーの名前は知っていたので、検索したら、「94歳の女性が脳梗塞で半身麻痺になったが、ホメオパシー治療で、車椅子に乗れるようになるほど回復した」という症例を見つけた。
最初のレメディホームキットは、イギリスから直輸入した。今は、アマゾンで補給している。
2週間ほどで届いた時に、ちょうど私は足首を捻ってしまい、ちゃんと歩けなくなった。
次の日に田舎の葬式があったので、早く治したいと、届いたレメディを服用することにした。
「ルータ」という、手首足首用のレメディで、前夜に飲むと、朝に少し痛みが和らいでいた。
田舎に向かう列車の中、駅に着いてからと、何回か飲むうちに、ちょっと動かしただけでも痛かった痛みが取れていき、駅から30分の会場への道のりを、さほどの困難も無く歩けたのである!
すごい~と、それから何かの折に活用している。風邪や肩こりとか。
どの本にも、副作用は無いとのこと、もし間違えて飲んでも、その症状には効かないだけと。
オンライン講座も受けて、色々活用法を学んでいった。犬猫用の講座もね。
猫にも、安心して飲ませている。小さくて甘いので、飲ませやすい。水に溶かしたり、直接口に放り込んでいる。
今回、さくらには捻挫のレメディ「ラストックス」を日に1~2回、服用させた。
アロエで腫れが引いている
次の日、包帯を取ると、アロエはカラカラになって、包帯は汚れてなかった。
その次の日は、包帯に茶色いシミがところどころについていた。
腫れはかなり引いていたので、悪いものが出たのだろう。
今日で3日目。同じように包帯を巻いても、あまり痛がらない。まだまだかなりのびっこは引いているけれども。
食事も量は減っているが、よく食べているので大丈夫だろう。
さくらは強くて、体がでかい。
こんな猫ほど、怪我が絶えない。
喧嘩にめっぽう強い人が、年中怪我してるのと同じ。
自分の力に過信するのだろうね、これで少し凝りて、オス猫の喧嘩を買ったり(?)、オス猫を追っ払うことを辞めてくれたらいいのだが。
追記:一週間後、さくらがちゃんと歩けるようになりました!
アロエ湿布は4日ほど続け、ラストックスのレメディも1日1~2回を3日ほど。
そのうち包帯をほどいてしまうので、(元気になった証拠かな)足を見ると、すっかり腫れは引いていた。
まだ少しびっこは引いていたけど、1週間したら、ちゃんと歩けている!
アロエさん、レメディさんに感謝です(涙・・)。
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