朝起きると、待ち受けている猫たちにご飯をあげる。
私が台所へ向かうや、猫たちは競って台所に突進し、私の足にドンとぶつかる猫も居る。
今は5匹の生後8か月の子猫たちが勢いがありすぎて、大人猫たちは押され気味だが・・大騒ぎご飯の際中に、猫トイレ掃除を始めていく。
誰の血尿なの?
トイレは家の中のあちこち、10か所ほど設置している。
トイレ砂は重い上に散らばり、掃除が大変なので、新聞紙や雑誌を重ねた上に、ペットシーツを敷いている。
この方法で、トイレ掃除が楽になった。
数日前、そのシーツが真っ赤な血尿で汚れているので、びっくり・・いったい誰なんだ?
病気や体調の悪い子は居ないので、これはたぶん急性の膀胱炎だろう。
猫が多いと、こういう事態に困る。とにかく、見つけねばというわけで、猫たちを観察していくと・・
2~3日ぶりにしか帰ってこない2歳のオス、リン君がトイレに入って、もさもさしているのに何も出ないようだ。
でも顔は普通で、何かをこらえている様子はない。
ご飯もいっぱい食べてたしなぁ。
次に、布団の上でじっとしている8か月のメス、リリちゃん。今日は特に動こうとしないので、具合悪いか?
顔を見たら、こちらもケロッとしている。お尻をペーパーで吹いてみても、血は付いてない。
(便がちょっと付いてた!それで、私の布団に上がってたのね・・でもまぁ、可愛いから許す!)
他の子はいたって変わりないので、二匹にホメオパシーレメディを飲ませることに。
ホメオパシーで手当てする
猫の膀胱炎にはこれまでも漢方薬やレメディを使用してきて、どちらも良く治るので、最近は飲ませやすいレメディ処方だけにしている。
「ホメオパシー療法」については以下でも説明しています↓
漢方の場合は、薬局でも売っている「ボーコレン」の錠剤の方が砕けるので、粉よりも飲ませやすい。
ホメオパシーの参考書で、膀胱炎の血尿の処方に「カンサス」と「エイピス」を見つけて探したら、カンサスが切れていたので、エイピスを飲ませる。
ホメオパシー処方は膀胱炎でも一杯の種類があり、その中から該当するものを探し出していく。
それから、2~3時間ほどして、今度は2か所のトイレで血尿を見つける。結構な量だ。
2匹には、もう一度エイピスを飲ませ、リンは前足を引きずっているので、捻挫の処方の「ラストックス」も一緒に。
その後すぐに、リンがトイレで、少しだけ血尿を出すのを見つける。
ああ、リンだったのか‥オス猫に膀胱炎は珍しいので半信半疑だった。
これまでも何匹も膀胱炎に掛かったが、皆、尿が出なくて、何度もトイレに行ってたし、痛そうにしてた子も、涙を流してた子も居た。
血尿は驚くけど、悪いものが出て、出ないよりもいいだろうから、そんなに痛みとかが無いのだろう。
考えてみれば、あんなに多量の血尿は、ガタイのでかいリンだからだ。
小柄のリリちゃんのはずはない。リリちゃんには大きなお世話の服薬だったが、レメディは副作用はほとんど無いので、心配ない。
リンとリリは名前は似ているけど、大きさも顔つきも性格も全然似てない。
猫の数が多すぎて、名前をつける工夫が追い付かず、適当でつけてしまった私の怠慢の結果なのだ。
リンは2回目のエイピスで治まったようで、その後は血尿は見当たらない。
寝る前に3回目と、リンの寝床に行くと、また居ない。
寒い夜なのにと、心配したが、次の日ケロッとした顔で帰ってきて、トイレも異常ないので、ほっとした。
おしっこシーツだと、砂よりも臭いがきついけど、今回のように便尿の異常が早く見つかるという利点がある。
また我が家は、おしっこ臭の軽減に重曹を使っている。その方法は後日の記事で紹介します。
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